歯ぎしり・食いしばり改善
宮前はっとり歯科では、マウスピース・スポーツマウスガード治療のほかに、ボツリヌス治療を行っております。
(スポーツマスクガードは保険の適応外になります)
予約制お気軽にお電話下さい。
宮前はっとり歯科では、マウスピース・スポーツマウスガード治療のほかに、ボツリヌス治療を行っております。
(スポーツマスクガードは保険の適応外になります)
ボツリヌスは美容外科でシワとりに使われることが多いですが、実は、歯ぎしりや食いしばりに効果があります。
宮前はっとり歯科では、主に咬筋へのボツリヌス注射で、歯ぎしり・食いしばり、それに付随する顎関節症の治療を行っております。
ボツリヌスは、神経末端の組織の作用を抑制し、神経から筋肉への命令伝達を阻害することで異常な筋肉運動を和らげたり、止めたりする効果を発揮します。
歯ぎしりでは、強い噛み合わせになると、顎や側頭部に強い頭痛や、肩こりを引き起こします。さらに歯の摩擦で被せものが割れたりすることにもつながります。
お顔の状態や現在の歯へのダメージを確認します。
筋肉や顎関節にかかる負担を診断します。
痛みは少なく、15分程度で終了します。
ボツリヌスを咬筋に約3~5ヵ所に分けて筋肉注射します。
注射後7日から10日で効果が現れ、約4~6か月まで歯ぎしりや食いしばりが軽減します。
投与後4~6ヵ月後には薬物の効果がなくなります。
これに伴って、再び歯ぎしり・食いしばり・噛みしめが現れた方には再投与が必要になりますが、1回の注射によって長期にわたり症状が出なくなる人も少なくありません。
主なリスク・副作用として、頬がシャープになりすぎる、頬が痩せて見える、咬合力の低下、が考えられます。
当医院で使用するNeuronoxは、ヒトに由来するアルブミンを含む医薬品です。製造に関しては十分な検査チェックがなされております。当院では、Hutoxを輸入代行業者 株式会社ウェルハートより、韓国から輸入しています。
米国では類似品のBotoxが1977年に初めて斜視の治療に使用され、その後筋肉の緊張を和らげる治療薬として普及しました。美容領域においてもFDA(アメリカ)の承認を受け、2001年の1年間だけでも160万件以上使用されています。現時点での感染の報告は皆無です。日本国内においても、医科の分野においては、数多くの適応で承認されております。
Hutoxは韓国KFDA(韓国食品医薬品局)に2017年に承認を得ています。ヨーロッパ、アジア、中東、中南米など世界各国に月に65,000バイアルの販売実績のある製品です。
国内では眉間の皺治療として「ボトックスビスタ」という承認薬(2016年5月)があります。
ここでいう「美容歯科治療」とは、「美容医療等の分野で確立されたエビデンスやテクニックを用いた、口腔機能の維持改善等、歯科疾患に対する予防・治療・回復を目的とした歯科治療」のことを言います。専ら美容を目的とした治療ではございませんのでご注意くださいませ。