プラセンタ療法の最大の特徴は、自然治癒力の増大です。
プラセンタは細胞を活性化し、免疫力を高める効果があります。自然治癒力を増大させて、体調と慢性化させない自然薬として現在世界中で注目を集めています。
厚生労働省で承認されているプラセンタ成分の効果としては、更年期障害・乳汁分泌不全肝機能・慢性肝疾患の改善になります。
その他、未承認ではありますが、アレルギー疾患の改善、うつ病の改善、腰痛、肩こり、ひざ痛の緩和、抜け毛予防、美容・美白・アンチエイジング、血行促進、内分泌およびホルモン調節など様々な効果があると言われています。
歯科臨床では、1967年に日本大学歯学部で歯肉炎と歯槽膿漏の患者さんにプラセンタの歯肉注射を行い顕著な効果が認められたと報告されています。
国内では厚労省の承認薬剤・治療として投与されている実績はありませんが、歯科治療の中では使用される薬剤です。
プラセンタ療法を希望される患者さまへ
当院においてプラセンタ療法(歯科医療行為)における治療効果を最大限にあげるためには、まず口腔内の環境改善が最優先となります。
そのため、診査診断はもとより、
- 歯周病初期治療(スケーリング・ルートプレーニング)
- プラークコントロール・歯の清掃
は、口腔内の環境改善に必要不可欠の歯科医療行為ですので、プラセンタ療法前に必ず受診していただきます。
※上記は自由診療(公的保険適用外)の診療になります。
プラセンタ療法の費用について
費用 1アンプル 1,000円
1回の治療で2~3アンプル打つのが効果的です。
プラセンタ療法の回数について
- 週に1~2回の治療を、始めは集中的に10回行います。(可能であれば、最初の10回は週2回を5週間)
- 11回目からは、週に1回を6ヶ月続けます。
- 6ヶ月の治療後も、続ける場合は週に1回の目安で治療を行います。
サプリメントも取り扱っております。
当院では、手軽に始められるサプリメントも取り扱っております。
サプリメントは、注射が苦手な方にお薦めしています。2カプセルで1アンプル注射と同様の力価があるといわれている「飲むプラセンタ」になります。
価格や内容については、お手軽にスタッフにおたずね下さい。
副作用と安全性
副作用について
注射部位の疼痛・発赤、腫脹、かゆみ等がありますが、1~2日ほどで自然に消失してしまいます。50年以上も医療現場で使用され続け、重大な副作用報告はされていません。
- 注意
- プラセンタ療法中は、献血はお控えください。日本赤十字社では、人胎盤由来医薬品(注射)の使用者は献血を控えることを求められております。
安全性について
メーカーにおいては、HBV、CV、HIV陰性であることが確認された安全な胎盤を原料としています。
さらに、製造最終段階で121℃、30分間の高圧蒸気滅菌を実施しており、ウイルス・細菌の感染防止対策をおこなっております。
処方するためには、リスクに関しての同意のサインが必要となります。